工房 嬉楽

こうぼう きらく

懐かしくて、ユーモア溢れる表情豊かな擬人化された作品を製作。

「楽シーサー」「嬉シーサー」などのシーサーや

愛らしい小地蔵、荘厳で美しい仏像など、幅広い作品を作成しています。

田中順子 Junko Tanaka

1958年 沖縄市生まれ

1976年 書道を学ぶ為、上京

1991年 作陶を始める

1993年 日本アマチュア陶芸展 産経新聞賞

     日本陶芸展入選、全陶展入選

1995年 沖縄三越ギャラリー展

2000年 日本橋ギャラリー展

2007年 沖縄に戻り、翌年ギャラリー嬉楽を開設

2009年 沖縄県芸術文化祭 入選


書道から陶芸へ

高校卒業後、上京して書道の専門学校に通い、書家として活躍していた田中さん。

書道展に出展する琉歌の屏風の前に、シーサーを置きたいと思ったことがきっかけで陶芸を習い始めました。焼き物を基礎から習い、独学で試行錯誤しながらシーサーを作り始めました。

 

絵や書道は平面だが、陶芸は立体作品だから360度どこを見ても絵にならないといけないから細部まで手抜きはできない。装飾まで手間暇かけてしまうが「見て、クスって笑って貰える感じであればいいな」と手に取る人が楽しんでくれるような作品を作っていきたいと語る。


作品への思い

「型をとったら面白くない」「自分が楽しんでやっているから」とすべて1点物で同じ物はない。

それぞれ表情やポーズが違っていて細かいところまで作り込まれています。一点一様で世界に一つの作品は並べて集めたくなるのが田中さんの作品の魅力。

 

通常は底に空気穴が空いてるものが多いが、耳や口の穴を空気穴としているのがこだわり。だから、中に玉を入れて振ると「あたりでーす」と、こんな楽しい遊びも出来る。

 

また、シーサーなど二本足で立っている作品には台が無い。接地面は小さくなるが、木に置いたり、石に置いたり、布を敷いたり、気に入った人が自分流に楽しんでもらいたいという思いから。

 


シーサーシリーズ

幼い頃、屋根の上に登って風化したシーサーに飾りつけをして遊んでいて、子供の頃は友達のような存在だったシーサーに「お役目ご苦労さま、地上に降りて一緒に楽しもうよ」との思いで、文化や風習などを題材に様々なシーサーを製作しています。

 

沖縄の方言でよくいう語尾から「美味シーサー」「嬉シーサー」「楽シーサー」「ふてぶてシーサー」「可愛らシーサー」「危なっかシーサー」などタイトルをつけて表情豊かなシーサーを作り続けています。

 


直営店「ギャラリー嬉楽」

 
ギャラリー嬉楽(きらく)

 
住所 〒904-0032沖縄県沖縄市諸見里3-46-21

電話 098-987-9009

時間 11:00〜18:00
定休日 日曜、月曜

駐車場9台完備

 

製作中はすぐに出られないこともある為、
来店前にお電話をお願いします。
 


作品紹介

小地蔵さん、シーサー、キジムナー、フクロウ、猫(マヤー)、やもり(ヤールー)、七福神、観音様など

「嬉楽」取扱店

コザ工芸館ふんどぅ  沖縄県沖縄市中央 1-11-2 TEL.098-934-2213 11:00~19:00 (月曜定休) https://fundou.jimdofree.com/

ふんどぅオンラインショップ  https://fundou.base.shop/

 


生年祝の引き出物、退職、転勤、進学、卒業、新築記念や贈答品など、どうぞお気軽にご相談ください。

お問い合わせは「ふんどぅ」まで