スタジオ・モフワ

藍染め、草木染めの染色家となってから30数年。

稀少な沖縄の染料素材、琉球藍で絞り染めした作品を手がける。

主にスカーフやタペストリーを絞りの技法で染めています。


山口まどか Madoka Yamaguchi

三重県大紀町出身
専門学校卒業後、名古屋のアパレル会社に勤務

29歳より友人と個人ブランドを立ち上げる

1990年 草木染めを勉強し始める

2001年 絞り染めを始める

2014年 沖縄移住


洋服デザイナーから染色家へ

専門学校を卒業後、名古屋のアパレルで洋服のデザインやパターン製作などデザイナーとして仕事をしていた山口さん。

染物を勉強し始めたのは30年位前ごろから。

繊維の仕事をしていた為、オリジナルのプリントを作ったりはしていたが、化学染料に問題意識を感じていた。当時は環境破壊が社会問題化され始めた頃で、地球にもヒトにもやさしい草木染めをやってみたいと思うようになった。

草木染めの第一人者だった先生と出会い勉強を始めた。


絞り染め、藍染について

絞り染に同じものは二つとない一枚一枚が一点モノ。縫う、縛る、折りたたむ、板で挟むなど多様な技法があり、同じように染めたとしても、藍染液の状態や絞りの力加減で染め上がりに違いが出ます。

 

沖縄に移住してからは琉球藍を中心に作品作りをしていて、自宅の庭でも藍の栽培を行っている。春と秋に刈り取りし収穫した藍を容器に入れて発酵させ色素を取り出し泥藍の状態にする。

それをアルカリ溶液の中で再度発酵させて染液が出来上がる。

染液に白生地を浸し、取り出して空気にさらすと酸化して徐々に緑から青に発色する。

藍には防臭効果や消臭効果、殺菌効果などがあると言われていて、年々注目を浴びています。

 


普段使いから、上質なものまで

ストール、染め布、テーブルセンター、布パネル、Tシャツ、タペストリーなど。これまでは絞り染めをみじかに感じて欲しいと、普段使いや生活の中のモノなど手頃な価格帯を中心に作品作りを行ってきた。

 

今後は、もっと手の込んだ染や自分で染めた上質な生地で洋服を仕立てるということにも少しずつチャレンジしてみたいと語る。山口さんの集大成となる細部までこだわった作品の完成が楽しみだ。


作品展の作品


作品紹介

ストール、染め布、テーブルセンター、布パネル、Tシャツ、タペストリーなど

「スタジオ・モフワ」取扱店

コザ工芸館ふんどぅ  沖縄県沖縄市中央 1-11-2 TEL.098-934-2213 11:00~19:00 (月曜定休) https://fundou.jimdofree.com/

ふんどぅオンラインショップ  https://fundou.base.shop/

Flagship Okinawa(プラザハウスショッピングセンター) 沖縄県沖縄市久保田3丁目1−12


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