知花花織は旧美里村知花、登川地域などを中心に18世紀の時代より村内に伝わった織物で、
模様が縦方向に連続して浮く経浮花織と、刺しゅうのように糸が浮く縫取花織技法が特徴です。
伝統的なスタイルを保ちつつ、糸を天然植物で染色したり、加工糸を使った色鮮やかな現代の生活にもマッチする製品作りを行っています。
知花花織事業協同組合
2000年 知花花織研究会創立
2008年 知花花織事業協同組合発足
2011年 沖縄県伝統工芸製品指定
2012年 経済産業大臣指定 伝統的工芸品指定
2017年 「知花花織」地域団体商標登録
知花花織の歴史は古く、18世紀の時代より地域の祭事などの衣装として地元の人々によって受け継がれてきました。その後戦争や後継者の減少などにより衰退してしまった染織技法でしたが、地元の大学院生が始めた研究調査がきっかけとなり2000年に研修制度が作られ、研究会が創立されました。
その後、毎年研修生を募集し後継者の育成に力を入れています。
現在では、20年以上の経験を持つベテランの職人から、研修を終了した1年目の若手まで60名以上の職人が在籍しています。
沖縄の染織のほとんどは、琉球王府への上納品としての厳しい制度の下でつくられていたため、自由な感性で織られるということはありませんでした。
しかし知花花織は、そのような貢布としての制約はなく、村の祭りの衣装や晴れ着として地域の人々の為につくられたものです。制約がないため、自由な発想で織られていて様々なデザインがあります。
五穀豊穣を願う女性のお祭り(ウフデーク)の衣装や、琉球競馬(ンマハラシー)での馬乗用上着などで、古くから着用されてきました。
知花花織は設計、染め、織り全てが細やかな手作業で作られています。
素材は絹、綿、麻の素材に藍(琉球藍)や天然染料で染めています。
知花花織ならでは特徴は、模様が縦方向に連続して浮く『経浮(たてうき)花織』と、刺しゅうのように糸が浮く『縫取(ぬいとり)花織』という二つの技法。
色とりどりの糸で細かな刺しゅうを施されたように見える技法が特徴です。
一度手を止めて模様の糸を手で持ち上げて織り込む為、通常よりも時間がかかかります。
経浮花織 おもて面
経浮花織 うら面
縫取花織 おもて面
縫取花織 うら面
〒904-2143沖縄市知花5丁目6番7号
電話:098-921-1187
開所時間:9:00〜17:00 休日:土・日・祝日
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